専門講座 10月4日(土)

第42回全国研修会栃木会場を終えて

実行委員長  黒渕 永寿

10月4日・5日の両日、栃木県総合文化センターに於いて、全国研修会が開催され、無事終了する事ができました。県内外より、宇都宮にお集まりいただきました皆様には心より感謝申し上げます。今研修会のテーマであります「~拡がる作業療法のフィールド~」は、時期を同じくしてOT協会より「作業療法5ヵ年戦略」が出され、まさしくタイムリーなテーマであったと思われます。講演では、新しい分野での最新の話題が提供され、これからの作業療法の方向性を指し示しているように思われます。参加いただきました皆様方各自が作業療法の今後の可能性を考え、より多くの方々に作業療法 ttを提供できる環境が整うことを願っております。
 全国研修会開催を引き受ける事で、士会員の方々には多大なご苦労をおかけしたと思いますが、それと引き換えに、士会組織の団結、新しい人材の発掘、社会に対するOTの宣伝と啓蒙に役立てられたことは、士会が得られたかけがえのない大きな財産です。
 このたびの、第42回全国研修会が成功裏に終了できたことは、ご参加いただいた参加者の皆様と講師の方々、ご協力いただきました関係各位の皆様、そして、運営にご協力いただきました士会員の皆様のおかげだと思っております。心より感謝申し上げます。心に残る2日間をありがとうございました。

とちぎ会場ご報告

…10年前学会を開いて以来の全国規模の研修会。拡がる作業療法のフィールドと題し、最新の知見や地元栃木発の取り組みなどが開催されたとちぎ会場の様子をお知らせいたします。

大会初日編

  • 受付・ロビーの様子
  • 法障害者へのOT・障害者への就労支援は地元とちぎのOTの取組みを取り上げました。
  • 1つの会場に参加者が偏ったら…実行委員の心配も杞憂に終わりました♪
  • 以下は全研とちぎ会場のプログラムです。
zenken_tochigi_program

懇親会編

  • 乾杯!!

研修会会場2Fオーベルージュデマロニエにて講師・県内外の参加者78名を迎え開催。
地元とちぎの新鮮な食材を用いた料理と県内のお酒を用意し、講師との会話や旧知を温める光景がそこかしこ。
士会有志が企画した栃木弁で演じられているセリフを標準語に翻訳する寸劇「ごじゃっぺこくでね~」では士会員の名演技ときびしい審査員に会場は笑いの渦でした。

公開講座 10月5日(日)

公開講座ご報告

…全国研修会2日目はすべて公開講座。曇り空でしたが過ごしやすい1日、多くの一般の方にもお集まり頂きました。お越し頂いた多くの皆様どうもありがとうございました。
今回の4テーマ、いずれの領域でも我々作業療法士(OT)が活躍します、これを機に作業療法士をよく知って頂く機会となりましたら幸いです。

公開講座編

  • 公開講座には一般の方々も

研修会2日目は「緩和ケア」「特別支援教育」「高次脳機能障害者の社会的自立」「福祉機器」の全4講座を公開講座と致しました。
緩和ケアの講義中、突然「びよ~ん♪」!?
緊張感を解きほぐす講師の効果音に楽屋で待機していた実行委員全員の顔も一斉にモニターに釘づけでした。

おまけ編

  • 山形会場レセプションでPR中

前年の山形会場視察に大挙して押寄せた日から一年。
遠く長崎学会で会長自ら広報活動したり、それぞれの委員が普段とは違う慣れない業務をなんとかこなし、この日を迎えました。
ここでは大会の裏側や載せきれなかった写真を掲載します。

長い時間かけて準備してきた全国研修会も多くの皆様のご理解とご協力を得て、大きな問題なく開催することができました、ありがとうございました。
次は徳島、その次は島根と群馬で全国研修会が開催されます。