一般社団法人 栃木県作業療法士会 緊急時対応について
災害リハビリテーション対策委員会
委員長 熊倉 万実子
平時からどのように備えるか
近年、災害は各地で発生しており、自分の住んでいる地域や職場でいつ起こるかわかりません。「災害は備えあっても憂いあり」と言われています。備えていても想定外の事が起こりますが、備えていないと現場はより混乱するでしょう。
災害時に私たち作業療法士は、一日も早い復興のために、避難所、福祉 避難所、仮設住宅において果たせる役割があります。私たちにできることも一緒に考えていきましょう。
現在私たちができること
士会では県内での災害発生時には会員の被災状況を把握するため、緊急時対応マニュアルを作成し、連絡網を各ブロックで作成しました。各職場での情報共有をお願いいたします。
緊急時対応マニュアル | ||
県南ブロック連絡網 | 県央ブロック連絡網 | 県北ブロック連絡網 |
今年1月に発災した能登半島地震の際はみなさんのご支援、ご協力ありがとうございました。JRATとしては3か月間で延べ5500人もの人が支援に動きました。
この支援経験を通して、栃木県リハビリテーション専門職協会災害部・栃木県作業療法士会災害リハビリテーション対策委員会でも支援体制について考え直す機会となりました。発災時には三士会が協力をしあい、各専門性を生かして県内の地域リハビリテーションを再構築してく必要があります。今後も円滑な「支援」「受援」ができるようにマニュアル整備の他、啓蒙活動や教育活動を継続して行っていきます。
今回は支援体制の整備の一つとして「支援者派遣登録」を三士会合同とさせていただくこととなりました。(栃木JRATとして派遣されます)
ぜひこの機会に災害について再考いただき、「支援者派遣登録」についてもご検討いただければと思います。
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災害リハビリテーション 支援者派遣登録について |
日本作業療法士協会災害支援 ボランティア登録制度について |
研修会の案内 (PDF) |
JRATホームページに「令和6年能登半島地震 災害リハビリテーション支援報告書」が掲載されました。 リンク 一般社団法人 日本災害リハビリテーション支援協会 報告書 |
令和6年6月28日、防災基本計画が修正され、日本災害リハビリテーション支援協会(JRAT)が明記されました。 リンク 防災基本計画(令和6年6月) 防災基本計画修正の概要(令和6年6月) |
令和6年11月24日 災害リハビリテーション研修会「REHUG] |
令和6年度 JIMTEF災害医療研修 |
令和6年4月23日 「令和6年能登半島地震での派遣活動から栃木県における災害リハビリし支援を考える会」 |
令和6年11月18日 災害リハビリテーション研修会「DREAG・REHSUG」 |
令和5年 日本作業療法士協会「災害支援研修会」 |
令和5年度 JIMTEF災害医療研修 |
令和5年2月11日 災害リハビリテーション研修会「災害リハビリテーション支援の実際」 |
令和4年度 JIMTEF災害医療研修 |
令和4年 日本作業療法士協会「災害支援研修会」 |
令和4年2月15日 災害リハビリテーション研修会「基礎研修」 |
令和3年 日本作業療法士協会「災害支援研修会」 |
令和3年度 JIMTEF災害医療研修 |
令和元年8月25日 災害リハビリテーション研修会「災害リハビリテーションの実際」 |
令和元年度 JIMTEF災害医療研修 |
平成30年3月15日 災害リハビリテーション研修会「災害リハビリテーション支援の紹介」 |
今後の災害リハビリ対策委員会について
今後、栃木JRAT(大規模災害リハビリテーション支援関連団体協議会)と歩調をあわせながら活動していきます。栃木県作業療法士会会員の皆様には、お力をお借りする機会が増えてくると思います。その際は、ご協力をお願い致します。
災害リハビリテーションに関する アンケート結果のお知らせ |
令和4年度 災害発生を想定した訓練の結果報告 |